TOKAIホールディングス株式会社様のサステナビリティ委員会メンバー18名を対象に、OTDワークショップを開催しました。OTD(Organization Transformation by Diversity)ワークショップは、東京大学大学院教育学研究科附属バリアフリー教育開発研究センターで2012年から実施されてきた授業をもとに、企業や行政などの組織向けに開発された実践型プログラムです。多様なメンバーが集まる職場で起こりがちな「前提の違い」や「すれ違い」に気づき、協力しやすい環境づくりのヒントを学べるのが特徴です。ゲーム形式で進行するため、自然と盛り上がりながら気づきを得られます。ワークショップの様子動画視聴をきっかけに「マジョリティとマイノリティの関係」について考えたり、チーム対抗のゲームを通じて普段は見えにくい前提に気づいたりと、終始にぎやかで活発な時間となりました。「体験→共有」を繰り返す中で、気づきを言葉にして仲間とシェアする姿がとても印象的でした。参加者の声「楽しみながら参加でき、普段は当たり前だと思っていたことを見直すきっかけになりました。」「話を聞くだけでなく、考えを共有する時間が多くあり、自分の理解を深めることができました。」「ダイバーシティを自分ごととして捉えられるようになり、これからの働き方を見直すヒントになったと思います。」交流会終了後には、同社ダイバーシティプロジェクトメンバーとの交流会も実施しました。学びを振り返りながら、ざっくばらんに意見交換できる場となりました。まとめOTDワークショップの特徴は、単にコミュニケーション手法を座学で学ぶのではなく、体験を通じて気づきを得られることにあります。参加者は自らの「他者に対する視野の狭さ」や「組織の中に潜む不均衡」に気づき、対話を通してどう向き合うかを考える機会を持つことができます。OTDワークショップの開催をご検討の方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。