本配属後のモチベーション低下を防ぐため、自分が将来ありたい姿を描くキャリアデザイン研修を導入。研修導入のきっかけ当社では毎年20名前後の新入社員が入社し、集合研修と実店舗での現場研修を行った後、正式に部署に配属する形をとっています。ただ、実際に現場に配属されると目の前の作業に追われ、自分が仕事を通して何を実現したいのかを見失い、モチベーションが下がることが懸念されたため、配属直前のタイミングでさらに何かしらの研修の導入を検討していました。会社が求める人材像である「主体的に考え、行動できる社員」を育てるためには、配属先におけいて自分が将来どうありたいかの姿をイメージして中期的な目標を描くことが有効であると提案をいただき、キャリアデザイン研修の導入を決めました。研修に参加することでモチベーションの維持・向上や仕事への取り組み方が前向きになるなどの様子が見られ、研修の効果を実感できたため、2020年以降は毎年開催をしています。受講後の変化本研修では、数年後に成長して活躍している自分の姿を想像するので、どこに向かって頑張ればよいのか、自分の強みをどのように活かして仕事に取り組めばよいのかが確認でき、これから頑張るぞ!と仕事に対する意識が高まる社員が多く見られます。自身のことを考えるだけでなく、現場に配属される直前のタイミングで同期の夢や人柄に触れることができるので、絆をより強めることもできました。また、研修時に新入社員が作成したビジョンシートは、後々上司との面談の際に会話のきっかけになるツールとして活用しており、原点回帰やモチベーション復活の一助にもなっています。日々の仕事が単なる流れ作業ではなく目的を持った業務であることを理解し、それに対して自分の強みを活かしながらどんなことができるだろうと考え、想像力や自律心を持ちながら今後の仕事に前向きに取り組んでくれると嬉しく思います。