ハラスメント防止法の施行に伴い、介護業界でも研修が求められるようになり、ハラスメント防止研修」を実施研修導入のきっかけハラスメント防止法の施行に伴い、介護業界でも研修が必須となり、どのような内容で実施するかを模索していました。一昨年から講師を探している際に、以前職員の働き方に関する行動計画の策定で関わったるるキャリア様にも同研修の講師がいらっしゃることを知りました。研修内容は単なるパッケージではなく、業界特有の事情や悩みや研修の実施方法などを相談した上で、私たちが求める研修が開催できそうだと思って導入を決めました。研修は、まず役職者を対象に、ハラスメントの定義等の知識や心掛けからはじめ、具体的事例をもとに教訓を学べるような内容の研修を開催することにしました。法定通りにただ毎回同じ研修をするのではなく、継続性をもって役職者として成長できる研修とするべく改善を目指しました。翌年度は一歩踏み込んで、アサーティブコミュニケーションを取り入れた研修を実施し、恐れず指導をしていくスキルを学びました。受講後の変化研修受講後、役職者が部下に接する際に、ものの言い方や伝え方などを意識してコミュニケーションを取るようになりました。面談時には、事前に「指導」として伝えるべきことを組み立て、言葉を選んでI(アイ)メッセージとして伝えていくことを意識している人が多いようです。普段の意識づけと継続した研修が必要だと感じています。ハラスメントを起こさないための知識を学ぶと同時に、マネジメントの重要性を理解して、部下に対してよりよい指導ができるようこれからも趣向を変えて継続的に研修を開催していきたいです。